我が家のエアコンは【お掃除ロボット】付きです。
買ったときは
『エアコンの掃除をしなくてもいいなんて、なんて楽なんでしょ♪』
って、思いましたよ。
でもね、ダメなんです・・・。
お掃除ロボットがお掃除をしてくれるのは、フィルター部分だけ。
そんなことも知らずに10年の月日が流れ、
一度も掃除することなく、今日に至りました。
そして、ついにお掃除をして貰うことに。
朝9時にドアホンが鳴り、二人の男性が(えっ?そこから?!)
失礼しました。取り外しからです。(9:10)
カバーが外され、エアコンの内部があらわに。
もちろん、こんな様子は覚悟の上です(の、つもりです)
左のフィルターは取り外した後、右はまだフィルターが付いてる状態です。
(見るからに、激しい汚れ)
周辺のパーツを取り外し、ここからは、エアコンを覆う作業が始まります。
周辺の壁や床も抜かりなく。
最後にエアコンそのものが、ヘアーキャップのように覆われました。
このカバーが・・・優れものだったんです。
高圧洗浄機を使って、抗菌剤入り洗浄液を吹き付けます。
汚れだけでなく、カビや雑菌までも徹底洗浄!!
全部に行き渡ったら、同じく高圧洗浄機を使い水で洗い流す。
そしたら・・・。
まぁ、出るわ出るわ、10年放置した挙句の汚水 ( ゚Д゚)
ここで、エアコンを覆っていたカバーの威力を目の当たりにします。
汚水は袋のパイプを通って下のポリ容器の中へ。
これが見事に、一滴も部屋に飛び散ることなく回収されていきます。
外の作業では、取り外したフィルターなどの部品が、
見違えるように奇麗になっていました。
フィルターはお掃除ロボットがするんじゃなかったの?????
と、手を抜きまくった私はバチ当たりにも思いました。
しかし、家の中には様々な汚れが浮遊していて、
家庭によってそれぞれ汚れ方が違うのだそうです。
我が家は、リビングでホットプレートをよく使うので、
油汚れがこびりついていました。
換気扇を使って調理していても、
キッチンの油は、僅かな量、リビングにも流れるようです。
なんせ10年(3回目)ですからね。
年季の入り方は十分です。(やれやれ・・・)
他の部品も同様に、ピカピカになって戻ってきました。
エアコンの掃除が終わったように見えたのに、再び高圧洗浄機が作動。
洗い残しでもあるのか、と見ると、
ビニールカバーの洗浄でした。
確かに、汚れています。作業道具のお手入れも大事。
仕事に対する誇りを感じます。
今回の掃除で取れた汚水は、こちら。
恥ずかしいくらい見事なまでに真っ黒です・・・。
でも、量的には思ったほど多くないですよね?5㍑程でしょうか。
たったこれだけの水の量で奇麗になるなんて!!凄いです。
磨かれた部品が取り付けられます。
フィルターは中が透けて見えます。
中もこの通り。
ここはお掃除ロボットがお掃除しない箇所です。
クリーニングの依頼は、この個所を基準にされるとよいかもしれません。
上がお掃除前、下がお掃除後。(説明不要ですね)
最後はエアコンを作動させ、出てくる水分を拭き取り、
更に僅かに残った水分は、作動させたまま20分放置して終了です。(11:20)
エアコンは新品のようになりました。
全行程、約2時間。
流れてくる風の、なんと心地良いこと・・・思わず深呼吸。
奇麗になったのはエアコンだけなのに、部屋全体が奇麗になった気がします。
言い訳になりますが、今まで掃除しなかったのは、
冷え方が弱くなったわけでもなく、
使っていても気になる臭いがなかったから、なのですが、
『カビ臭が出てしまうと、クリーニングしたとしても
僅かに臭いが残る場合がある。』そうですので、
早めの決断が大事だと思います。
「クリーニングの目安は何年ですか?」
と聞いたところ、
「ご家庭に依って生活事情が違うので一概には言えません」
とのことでした。
リビングの中にキッチンがあるところ(我が家もこれです)だったり、
ワンちゃんや猫ちゃんがお部屋に居るご家庭は汚れのサイクルが早いとか。
同じ家の中でも、比較的汚れが少ないのが寝室だそうです。
使用年数で掃除のタイミングを計るのは違うってことですよね。
なんとなく納得です。
左下の注意書きが小さいので、拡大しておきます。
我が家のエアコンは丁度10年。
これは結構、ギリギリだったかもしれません。
注意書きにもありますが、
【10年を経過したエアコンは、お断りする場合があります】
経年劣化により、中の部品が高圧洗浄に耐えられない状態のものもあるようです。
購入年を確認した上で、クリーニングが可能かどうかをお伝えします。
お掃除ロボット付きは、中の構造が複雑な分、割高になります。
皆様のご家庭のエアコンは大丈夫ですか?
気温の上昇とともに依頼も多くなってきます。
エアコンのクリーニングはお早めに!!
本当に快適になります(^-^)
是非!!